夜行バスの新しいニーズ

乗降場所を増やすことで利用しやすく

乗降場所を増やすことにより、より夜行バスを便利に利用してもらおうという取り組みを実施しています。バスの乗降場所までの距離が遠いため、利用をすることがなかったという人でも、近くに乗降できる場所ができたことにより、夜行バスを身近に感じることができるようになります。乗客の利用状況を細かく調べて傾向を分析することで、埋もれているニーズを発掘することで新しい顧客の獲得に力を入れています。顧客の獲得において大切なことは、新しい時代にどういった事が求められているかという点をしっかりとバスの運行会社が把握することです。社会の変化によって確かに情況は厳しいものの、新しい時代に求められるニーズに敏感になり、それを形にすることで、夜行バス之サービスを継続的に提供することにつながっていきます。

バスの座席で選ぶのが新時代のサービス

新しい時代の夜行バスは、バスの座席に合わせて利用者が自由にサービスを選ぶことにあります。以前、夜行バスは安さばかりが追求され、乗り心地の良さやサービスの充実ぶりというのは、どちらかというと二の次になっていたことは否めません。しかし、夜行バスにもサービスの多様化が求められる次代が到来し、バス会社は様々な座席を用意することで、シートタイプからバスを選ぶという新しい提案を行いました。これにより、新規に女性客のニーズを掘り起こすことに成功したと言っても過言ではありません。女性客というのは、どちらかというと安さよりも快適さを求める傾向が見られます。そこで、3列席でなおかつプライバシーを保護する目的でカーテンを取り付けたところ、女性の夜行バスの利用客が一気に増えたといいます。

検温とマスクの配布で新たな取組

感染症の拡大により、依然として厳しい状況にありながらも、新たな取り組みによって安全に夜行バスで移動をすることができるように力を入れています。まず、乗車の際には検温を行い、乗務員や乗客の健康管理に努めています。健康管理を行うことによって安全性を高め、乗客が安全に移動できるように心がけています。次に、乗務員はマスクの着用を徹底し、感染症の拡大の防止に努めるように心がけています。さらに、乗客の安全を確保し、3密を避けるために定期的な換気を行います。夜行バスでは車内と車外との空気の入れ替えを適宜行うことにより、空気がこもってしまわないよう取り組んでいるのです。バスには車外から空気を取り込み、車内の空気を循環させる装置を新たに取り付けることにより、新しい時代に対応した夜行バスのサービスを実施しています。